債務整理の流れとは

債務整理の中でも債務者と直接交渉をすることができ、裁判所などの手続きを必要としない任意整理を例に債務整理流れを見てみましょう。まずは借金について弁護士に相談をします。どこからどのくらい借りているのか、借金の現状がわかるものを全て持って相談に行きます。借金の総額を正確に把握するためだけではなく、返済計画を立ててもらうことができるので現在の収入がわかるものも持っていくとスムーズに相談することができます。

交渉借金の現状や収入を聞き、弁護士が任意整理ができると判断すればその場で任意整理を行うかどうかを決定します。任意整理が決定すると弁護士から債権者である金融機関に受任通知を送付することで取り立てや催促は全てストップします。受任通知を受け取った債権者は取引に関する明細を弁護士に送り、明細をもとに利息制限法を使って引き直し算を行います。引き直し算を行うことで債権者との交渉の際に、今後の返済額や利息、支払い期間などについて話し合うことができます。直接債権者と交渉を行い、和解案が債権者と債務者の間で合意できるものであれば和解契約が締結されます。この時に提示される返済計画に従い、今後は返済を行っていくことになります。

『参考リンク』借金返済

債務整理の種類

借金の相談を弁護士に行う際に提案される債務整理は4種類あります。債務者の状況や借金の総額などに応じて最適な方法を提案してもらうことができますが、まずは債務整理にはどんな方法があるか知っておきましょう。

債務整理債務整理の中でもよく知られているのが自己破産です。借金の返済がどうしてもできないという場合に原則として過去7年以内に自己破産をしていなければ裁判所に申立を行い、全ての債務を免除してもらうことができる手続きです。免責が許可されると税金などを除く全ての債務を支払う必要がなくなりますが一定以上の財産は手放す必要があるなどのデメリットもあります。自己破産は債務整理の中でも最終手段とも言えるものです。

2つ目は債権者と直接交渉を行い、支払い機関や借金の元金を減額してもらうことができるのが任意整理です。裁判所への申立は必要なく、手続きを簡単に済ませることができます。手続きが完了すると将来の利息が免除されるので完済までの返済の負担を軽減し、期間も短くすることができます。

3つ目は簡易裁判所に手続きを申立て選出された調停委員2名が仲裁者となり債権者と和解交渉をする特定調停です。内容としては任意整理と同じですが調停委員がいることで債権者と直接交渉をしなくてよいというメリットがあります。

そして4つ目は任意整理や特定調停が難しいと判断された場合に選択することができる民事再生です。定期的、継続的に収入がある人が対象となりますが、ギャンブルや浪費が原因の債務がある人や減額された債務を3年を目処に返済できる場合に利用することができます。

借金に悩んだら債務整理

急な出費や高額な出費の際に便利に利用することができるのが借金です。お金を借りることができる場所と言えば銀行や消費者金融などをイメージする人も多いでしょう。近年は現金を手軽に借りることができるカードローンも広く普及しているので、クレジットカードと同様に困った時に利用することができるように一枚は持っているという人も多いのではないでしょうか。クレジットカードにもキャッシングができる機能がついたものがあります。

弁護士これらのカードローンは計画的に利用すれば大変便利なものですが、借りすぎや計画的に借り入れを行うつもりが失業をしてしまうなど返済が困難になってしまうと途端に大きな負担になってしまいます。中には毎月の金利はなんとか支払っているが元金が全く減らず、いつまでも返済を続けているという人もいます。返済をするために他の所で借り入れをしたり、借金をしてしまったために毎日の生活にも困窮しているという人は少なくなくありません。

そんな時に相談することができるのが弁護士です。弁護士に借金に関する相談を行うと債務整理を提案してくれます。債務整理を行うことで今後の返済を楽にすることができ、生活を建て直すことができるようになります。ここでは借金に悩んでいる人へ弁護士に相談する債務整理とはどのようなものなのか紹介させていただきます。借金に悩んでいるという人は弁護士に現状を説明し、相談をすることで解決の糸口が見つかります。